絆の森
かねやま絆の森 第15回活動「閉山式」 その1 キノコ収穫
2014年11月15日(土)、かねやま絆の森 第15回の現地活動を行いました。今年度最後で、5年にわたる全15回のプログラムの最終回になります。
オープニングは思い出の地「マルコの蔵」広場で行いました。子ども達が座っているベンチ、見覚えのある方もいらしゃると思います。2013年の夏、私達が組み立てて、広場のオープン記念に寄贈したベンチです(→第11回活動を見る)。このベンチはマルコの蔵と共に地元の方やたくさんの観光客の休憩場所として愛されています。
収穫作業のため前日に降った雪が残る森の中へ入ります。
寒さに震える大人たちをよそに、元気いっぱい、やる気いっぱの子ども達。興奮のあまり森林所有者の説明を聞く距離が近すぎです。質問攻めに遭う子ども大好きの森部長、とても嬉しそうです。
でました!!今年も出てきてくれました、ピカピカ、プリップリのなめこです。4年前の植菌で私たちが植えつけたドクターモリの「森2号」という品種です。しいたけと違い、種駒自体がヌルヌルしていました。しいたけも無事に出てくれました。これはドクターモリの「にく丸」という品種でした。(→第4回活動を見る) 「しいたけやなめこが生えている様子を子供たちが見て驚いていた。良い経験になったと思います。」
キノコを植菌したのは2011年5月の第4回活動です。あれから毎年、秋に収穫し活動のお昼ご飯として自分達で美味しく食べたほか、みすぎ荘や金山町内の学校給食で金山町の皆さんに食べてもらいました。また、袋詰めした商品を社内販売したところ、大好評で多くの社員とその家族に食べてもらうことができました。なかには、活動日に都合がつかず現地には参加できない人が「自分も購入することで森づくりに参加したい」(社内でこの言葉をいただいたときは本当に感動しました。)との想いを持って毎年購入してくれる社員もいました。現地に参加してくれる方々、そしてそれを応援してくれる社員とその家族、協力を惜しまず知恵を貸してくれる関係者、みんなに支えられてここまでくることができたと感謝します。
一度の植菌で、ここまで長い期間、たくさんの人のお腹を幸せにしてくれるとは・・・。当時の想像以上の活動になりました。
お昼は、金山町のお母さん達と一緒に「地元メシ」を作って食べよう!(その2へ)
更新日: 2014年12月09日