絆の森
かねやま絆の森 第12回活動「荘銀合同開催」その4 絆の森見学
各コースの参加者が、かねやま絆の森に集合しました!あらためて活動の歴史を聞いた、初参加の従業員が「初めて実物の山を見た。皆さん今までずいぶん頑張ったのねぇ。」と労いの言葉をかけてくれました。
こうして大勢の方に来てもらえる日がくるとは、とても感慨深い思いでした。
収穫を終えた森づくりコースさんは、山ゼロの森「かねやま絆の森」に移動してきました。これから森の見学と、下刈り体験を行います。一般道を歩き民家の前を通る参加者。この家のすぐ裏が私達の森です。「山ゼロさんは、こんなに近くに森があるなんてびっくりです!」と荘銀さんは驚かれたようでした。
ここに、食体験コースさん、自然観察コースさんが合流し大人数になりました。
山ゼロから少しだけ「かねやま絆の森」の説明をさせていただきました。
荘銀さん、参加企業さん、はじめまして。この小さくてかわいい山が、私達の絆の森です。
協定初年度の開山式では、皆さんが立っているちょうどこの場所、会場のゴミを皆で拾うところから始まりました。
1年目は、地ごしらえから植林し、2年目からは下刈りを定期的に行っています。伐採が終わった後の状態でお借りした森は、切り株や根っこ、落とした枝がごろごろ落ちていました。最初見た時は、殺風景で少し荒々しい印象がありました。今では手入れされたキレイな森となり、私達が植えた杉苗が今年で丸3歳になり、すくすくと元気に育っています。説明が終わった後は、下刈り体験や森の見学で自由に過ごしました。
今回は、小さなお友達も森づくりの体験をしてくれるということで、最上総合支庁さんが子供用ヘルメットを準備してくれました。これが子供達はとっても嬉しかったようです。みどり自然課さんからヘルメットを締めてもらい、さらに気合が入った様子です。大人は誰も教えていないのですが、カメラを向けると「敬礼ポーズ」でキメる子どもたち。未来の森づくりパトロール隊が出動です。
「はじめて下刈りをしましたが、そう簡単に草を刈れない大変さが分かりました。息子は楽しかったようで、鎌をなかなか手放してくれませんでした」と、参加者。普段できない経験で、親子で楽しく過ごせたとのことでした。家族参加は初めての試みでしたが、全体的にとても和んだ雰囲気になり、職場参観日のようなワクワク感もあり、ほかの参加者からも「家族参加、見ていてとても良かったです。」と好評でした。
この森には、やまがた絆の森協定をきっかけに保育のために人の手が入っただけでなく、いろいろな人たちが交流や親睦を深めるために愛情をもって森に入ってくれるようになりました。こうしてかねやま絆の森は、参加者が子供や家族を連れて森に来てくれる、あたたかみのある集いの場へとステップアップすることができました。
(参加者アンケートより)
---今回、かねやま絆の森に参加して、あなたにとって何かタカラモノは見つかりましたか?---
・笑顔、子供、会話、生長。大勢の活動は全員と会話をすることは出来ませんが、活気があって楽しかったです。
・野山の緑と、同じ作業をとおして案内人の地元の方や見知らぬ人と触れあえたことです。
・子供たちが可愛いすぎます!
・初の家族を伴う絆の森企画ということで、同僚の普段とは違うお父さんお母さんとしての一面を見るのは楽しいですね。
・年に1回くらいはこのような子供連れの機会を設けてもらうと、ご主人や奥様、お子さんに自分の会社でしていることを少しだけ垣間見てもらえる良いチャンスになると思いました。
・子ども同士の交流や大人同士の交流と、それぞれに新しい出会いがあった一日でした。
お腹ペコペコな参加者達、急いで木もれび館に戻り、昼食&交流会に移ります。(その5へ)
更新日: 2013年12月11日