お問い合わせ

TOP

絆の森

かねやま絆の森 第12回活動「荘銀合同開催」その3 収穫祭2013

64-IMG_3837.jpg

金山町の特養老人ホーム「みすぎ荘」さんへの訪問は昨年に続いて2年目になります。
今年は利用者のおばあちゃん達に、収穫した森の恵みを直接お渡しできる機会に恵まれました。

48-DSC01109.jpg 57-DSC01114.jpg
そのころ、森づくりコースさんは...
枝打ちを終えた森づくりコースさんが、収穫の森会場に到着しました。こちらは三英クラフトさんの普段の仕事場になり、初めておじゃましました。どこで何が収穫できるかを聞いた後、一斉に解散し、自分が収穫したいエリアへと散らばっていきます。

50-DSC01115.jpg 49-DSC01124.jpg
国土防災さんや三英クラフトさんから収穫の仕方を教えていただきました。「舞茸が土の上に出ているのには驚きでした。」参加者達は舞茸が生えているイメージが想像と違ったとビックリした様子です。

54-DSC01122.jpg
足元にポコポコと舞茸の株が出ているのを見て「えー、こんな風に出てるの!?」と一同驚きの声。
「見た事もない大きいキノコの収穫ができました。」初めての収穫に興奮気味の参加者が採りたての舞茸の香りを嗅いでいます。
「マイタケ」は発見した人が嬉しさのあまり思わず舞いあがることからそう呼ばれている説もあります。

47-DSC01112.jpg 53-DSC01113.jpg
スーパーに並ぶ「森の卵」も収穫させていただけることに。陽当たりも良く、風通しも良い敷地内を放し飼いにされ自由に暮らしている鶏たちがいました。卵を産む場所も自由なので、参加者達は探すのに夢中。「こっちにもあった!」と親鳥を驚かさないよう声を抑えながらも歓喜の声があちこちで聞こえました。産みたて卵を丁寧にそっといただく様子は、まさにタカラモノを扱うようでした。

52-IMG_3832.jpg 56-DSC01137.jpg
他にも、ブルーベリーを試食しながら摘み取る姿や、かごいっぱいに採れた山ブドウなどたくさんの種類を収穫させていただきました。緊張感のある保育作業とはまた違い、終始ワイワイガヤガヤとにぎやかに楽しいひとときを過ごしました。

46-DSC01147.jpg
「これからが本日のメインですよ!集まってください」と三英さんから声がかかり、黒い布で隠されたコンテナの周りに参加者が集まりま す。そこから現れたのは見たこともない大きな舞茸の株。これで一株です。京浜パネル工業さんに代表して収穫していただきました。森林所有者からのサプライ ズな演出で一同盛り上がりました。

 59-DSC01153.jpg 65-DSC01158.jpg
森づくり関係者もここまで大きいのは見た事ないとのこと。大きいダンボールにギリギリ入りました。
収穫した森の恵みは、段ボールいっぱいになりました。これから各企業の代表者が「みすぎ荘」へ寄贈しに向かいます。一般参加者は山形ゼロックスの協定地、「かねやま絆の森」へ移動です。

60-IMG_3833.jpg 62-IMG_3835.jpg
ジャンボ舞茸と、絆の森で参加者が植菌したなめこ。今年も立派に育ちました。

63-IMG_3836.jpg 61-IMG_3834.jpg
山ブドウとしいたけ、栄養たっぷりな森の卵も寄贈しました。全て地元で採れたタカラモノです。
 
66-IMG_3842.jpg
 
金山町の先人、町のタカラモノであるおばあちゃん達と記念撮影です。
左上から山形ゼロックス(株)、(株)荘内銀行様、(株)山形丸魚様、(有)三英クラフト様。下段左が国土防災技術(株)様です。
皆さん思いきり異業種ですが、心を一つに力を合わせて活動することは可能であることをここに証明できました。
歓迎して下さった「みすぎ荘」様、橋渡しをしてくださった三英クラフトさん、金山町役場さんに心から感謝します。
後日、 「南陽 草木の森」の国土防災技術様から感想をいただきました。
「あれだけ多様な収穫があると、それだけで気持ちが高ぶりましたし「みすぎ荘」さんへの収穫したキノコの贈呈など、自分たちの満足に止まらない社会的なアクションは感心させられました。森づくり活動にとって、参加者の非日常的経験は重要なファクターです、これに社会貢献度が加わることで事業そのもの、参加者のモチベーションが高まるような気がします。」

各コースの参加者が、私達の「かねやま絆の森」で合流するため、続々と集まってきました(その4へ)

更新日: 2013年11月04日