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絆の森

かねやま絆の森 第5回「下刈り」活動(その1)

6月25日、やまがた絆の森プロジェクト「かねやま絆の森」活動は、第5回目を迎えました。
早いもので協定期間5年、全15回のプログラムのうち3分の1を取り組んだことになりますP1030007-1.jpg
山形県の「森づくりリレー旗」を引き継ぎました、次の企業・団体の森づくりにバトンタッチします!

 

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今回、大事なお客様でもある2社の参加企業様をお迎えすることができました。
写真左:株式会社メドテック様(本社・山形市) 写真右:日東ベスト株式会社様(本社・寒河江市)
ともにISO14001認証企業で、ISO事務局を中心とした方々が参加して下さいました。


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9ヶ月ぶりに、絆の森のシンボルである看板にご対面です。設置から1年間、四季の移り変わりと共に木肌の色も変わっていきます。下刈り鎌を杖にして看板の横を通り、ゆるやかな山の斜面を登っていきます。


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今回から、安全性を確保するために全員ヘルメット着用。喜んで記念撮影などをする姿が見られました。準備体操の後、まずは、森部長から下刈り作業の説明を受けます。鎌の使い方や、作業エリアの説明、そして大事なこと「皆さんが昨年植えた、杉の苗は刈らないように!」

 

 

 

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 昨年の秋、自分が書いた記念のプレートを苗につけて植林しました。今回の一番の楽しみは自分のプレートが付いた苗を見つけることです。今年は厳しい冬でした。大雪の下で小さな苗たちは無事に育っているでしょうか。
「あったー!こっちにあったぞー!」
さっそく1本目が見つかると、続々とプレートが見つかりました。「まさしくタカラモノ探しだね。」植林の回に参加できなかった参加者も楽しんでくれました。
 

 

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メドテック様より、「全員のチームワークの良さが特に感心しました。 自主的に、多くの社員が集まり積極的に取り組み、進めている点、また、苗木のネームプレートを探し愛着を感じられている様子など、継続されている良さをうらやましく感じました」と感想をいただきました。
当社の初参加者は「1年目の苗の成長はまだまだ小さいんだね~、親指の皮がむけてしまいました。」と、下草を刈る作業は思ったより難しいと苦笑い。初めて参加された方は、なれない鎌の操作に苦戦されながらも一生懸命作業されていました。


P1020895-16.jpg星川常務が、残念ながら枯れてしまった苗を教えてくれました。植え方が甘く、浅く掘って植えると根が付く前に流されてしまい、こうなるそうです。(写真左側の常務が右手に持っている苗)

「初めてだし、何本かはあっても仕方ないよ」と常務は言ってくれまたが、自然の厳しさを目の当たりにして絶句する参加者。自分たちが植えた愛情もあり、なおさら心が痛みました。

 

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他にも下刈りする下草について、ただ刈ってしまうだけではなく、昔は、葉っぱに穴を開けてお面にした事や、楊貴妃も香水として付けたという良い香りの葉など、いろいろと教えていただきました。葉っぱを触らせる、匂いを楽しんでもらう、五感で経験してもらう、これが三英クラフトさんのコミュニケーションスタイル。参加企業さんも、すっかり溶け込んでくださいました。

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絆の森で、初めて、鳥の卵を見ました。
参加者が準備体操をして山に登った後、テントの所には、黄色いテンがひょっこり来ましたよ!

P1020900-32.jpg作業はひと段落。森部長の合図で休憩に入ります。

作業をする時は、黙々と下を向いて頂上を目指して登っていくのですが、あらためて後ろを振り返り、目線を上げると、それはそれは眺めの良い景色が広がります。
「前回の作業の時は、稲刈り前で一面が黄金(こがね)色だったよね。」と参加者の間で話になりました。

その2へ続きます。

更新日: 2011年08月09日