絆の森
かねやま絆の森2023 第25回現地活動報告
2023年10月7日(土) 山形県金山町朴山かねやま絆の森
参加人数: 31名
参加組織:株式会社山形丸魚、技研株式会社
協定4者:山形県、金山町、有限会社三英クラフト、富士フイルムBI山形株式会社
スケジュール
【午前】朴山地区 保育会場
①植樹5年目エリア コンテナ苗の下刈り植樹
②植樹15年目エリア 裾枝打ち作業
【午後】「明安食学校」地球とカラダに優しい大豆ランチ&学習プログラム体験
①植樹5年目エリア 左は春のかねやま絆の森。これから杉苗も下草もぐんぐん伸びます。右が今回、下刈り後の絆の森。杉苗を残して下草だけを刈りますが、ここまで杉苗が育つと見分けがつきやすいです。
②植樹15年目エリア 子どもたちは枝打ち作業。初めて手にしたのこぎりも、大人の説明をきちんと聞いて安全に触ることができました。最初は薄暗い森の中に不安な様子でしたが、作業が進み周囲が見渡せるようになる頃には、雨にぬれても道のないデコボコ斜面でも気にしない!
参加者が合流して絆の森の看板前で記念撮影。手入れが終わった森の中で気持ちよい達成感です。お腹も減ったので、次の活動場所「明安小学校」へ移動。
参加者が合流して絆の森の看板前で記念撮影。手入れが終わった森の中で気持ちよい達成感です。お腹も減ったので、次の活動場所「明安小学校」へ移動。
まだ新しかった明安小学校が廃校になったのは昨年。今は町や企業の力を借りて有効な利活用が行われており、地元の方や観光客が集う場所に生まれ変わりました。昼食の準備ができるまで、校舎を見学したり交流しながら休憩します。若い社員が積極的に交流の雰囲気をつくってくれました。
今日のお昼は、体と地球に優しい「大豆ミートランチ」です。皆さんに好きなメニューを選んでいただきましたが、それぞれについてくるスープが違って素材にもこだわっていることに感動!メインの大豆ミート料理も、どれもとても美味しく優しく、今までの大豆ミートの概念が変わりました。
このグループは理科室で過ごしました。当時のまま残っている教材は、実際に触れて遊ぶことも可能です。かねやま杉をふんだんに使った大空間にピアノの演奏が心地よい時間。テーブルや棚の上には、試験管ビーカーに入った可憐なお花が飾られています。おもてなしの心を感じた、癒されると感激した参加者。
お腹も満たされて午後の活動です。今回は「食の力(チカラ)コーポレーション」様による"食糧問題の今"と"解決方法をおいしく体験"できる、オリジナル食育プログラムを体験しました。この地域で、あんしんできる大豆をつくり、おいしい大豆ミートを商品開発し地域全体のブランディングも行い、あらたな雇用や街の魅力を創出しています。身近に実践されているSDGsを知る体験にぴったりのプログラムでした。
このグループは理科室で過ごしました。当時のまま残っている教材は、実際に触れて遊ぶことも可能です。かねやま杉をふんだんに使った大空間にピアノの演奏が心地よい時間。テーブルや棚の上には、試験管ビーカーに入った可憐なお花が飾られています。おもてなしの心を感じた、癒されると感激した参加者。
お腹も満たされて午後の活動です。今回は「食の力(チカラ)コーポレーション」様による"食糧問題の今"と"解決方法をおいしく体験"できる、オリジナル食育プログラムを体験しました。この地域で、あんしんできる大豆をつくり、おいしい大豆ミートを商品開発し地域全体のブランディングも行い、あらたな雇用や街の魅力を創出しています。身近に実践されているSDGsを知る体験にぴったりのプログラムでした。
講話が終わって参加者から質問があった中で、地元の参加者や森林所有者の三英クラフトの社長から「実際に自分の住む場所で採れた大豆をおいしい料理にしてもらい、口にすることができて参加して良かった。率直に美味しかった。地元でこうした活動をしているのだから、我々も頑張っていかなくてはという気持ちになった。期待しているし、希望が持てた。」との感想をいただきました。講話いただいた食の力コーポレーションの福原代表も嬉しそうな笑顔でした。こうあるべき、こうならねばならないという議論ではなく、同じ時間を提供し、共有や共感の中で参加者になにか想いが芽生える場所であり続けたいと願います。同じ空間に金山町役場さんや地元の方がいて、参加企業がいて、社員がいて、これが14年前から続いている「かねやま絆の森」のいつもの風景になります。
更新日: 2023年10月10日