絆の森
かねやま絆の森 第20回記念事業の基礎となった、タカラモノプロジェクト
今年、かねやま絆の森コンソーシアムは、協定から8年、現地活動20回を迎えることができました。何か記念行事として地域の方々に還元するにはどんな事が喜ばれるだろうと考えたとき、この「夢の架け橋プロジェクト」は、森の保育とセットで続けてきたタカラモノプロジェクトからのヒントが大きく寄与しました。
もともと「かねやま絆の森」の現地活動は、午前を森の保育作業に、午後からはCSRの実践として、地域コミュニケーション活動の2部構成にしており、その内容は「タカラモノプロジェクト」をキーワードに、地域のタカラモノを知り、触れること・価値を見直すことでまた新しい価値を付加することをテーマにしてきました。それを20回続けて来ましたので、毎回見つかったタカラモノの数や、経験、価値は私たちの財産になっています。また、地域で見つけたタカラモノには、必ず課題があることも受け止めました。
かねやま絆の森の方向性として、こうした地域の課題を、参加する組織の強みやタカラモノを組み合わせることで解決したり、改善のヒントにつながる機会にできればという想いがあります。なぜなら、私たちは企業として社会的な役割を担って参画しているからです。ちょうど世の中の流れも同じようになってきました。最近はCSRだけでなく、もっと企業の社会課題解決に向けテーマを具体化したSDGsという言葉なども聞かれるようになりました。
このたびの20回記念事業は、いくつかのタカラモノが登場します。
まず、地元の方々(代表して、主役には地域のタカラモノである子どもたちを選びました)
そして県のタカラモノであるオーケストラ!山形には県民が誇る山形交響楽団というプロのオーケストラがあります。
活動メインである森づくりの中でタカラモノを組み合わせて、地域の方々に喜んでもらおう!また、参加した組織それぞれの課題についても共有し、最終的にチカラを合わせることで「やってよかったな」「こういう活動もあってもいいんだな」と思ってもらえるような、そんなゴールを描いて企画したのが「森でつながる音と人 夢の架け橋プロジェクト」になりました。
更新日: 2017年11月29日