絆の森
かねやま絆の森 「2016年度活動報告会から:森づくりのトレンドと可能性」
12月16日、山形県とやまがた公益の森づくり支援センターが主催する「平成28年度森づくりセミナー&活動報告会」が南陽市文化会館で開催されました。山形県では、県民参加の森づくりを推進するために、企業・団体、市町村、森林ボランティア団体など多様な主体が活動しております。
発表の中で、「森づくり」は、アナログ的な現地作業とはまた違う一面でSNSやGPSなどITを活用して省力化や活性化をはかることが可能な工程もあり、IT技術や情報通信ツールをうまく活用して運用している団体さんが増えてきたと感じました。
2016年を振り返ると、国内では林業の分野に「スマート林業」の施策の一つであるITC(情報通信技術)の導入というキーワードが台頭し、先駆けを行く岡山県真庭市ではその経済効果が20億円と言われ、企業や行政が参画して林業再生に追い風を吹かせました。それは遠い場所だけの話ではないのだと実感して帰ってきたところです。また一方で、スマート林業の普及に関しては、情報そのものの取り扱いや情報管理にIT化が避けて通れなくなるという現実が、多くの関係先の新たな経営課題になり得るかもしれません。
当社で、山形ゼロックスの本業で、林業関係先の「本業支援」に携わる未来もそう遠くないかもしれません。
↓活動報告「かねやま絆の森だより」はこちらからお読みください
かねやま絆の森だより 2017.1
更新日: 2017年01月16日