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絆の森

第38回全国育樹祭 開催されました

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会場には県内外の招待者の他に一般参加で2000人の県民が集 まりました。県外からもたくさんのお客様が来場しました。 お天気も良く、式典は大成功に終わりました。

10月12日(日)、第38回全国育樹祭が金山町遊学の森で開催されました。平成14年にこの地で天皇皇后両陛下がブナやヤマボウシなどの苗をお手植えされて12年が経過し、すくすくと育った苗に皇太子殿下による「お手入れ」がはいりました。式典では他にも緑化功労者表彰、被災地のみどりの少年団との合唱交流、県産苗木の贈呈などが行われました。式典には、山形ゼロックスからも20名を超す従業員とその家族が参加を希望し出席しました。

式典の「皇太子殿下のお言葉」では、スピーチの中に

「近年,林業関係者ばかりでなく,ボランティア団体や企業などによる社会貢献の一環として,森林整備活動の輪が広がりを見せていると聞き,大変うれしく思います。(宮内庁記録)」


というお言葉がありました。限られたお言葉の中にこうしたフレーズが入っていたことに驚きました。
特に山形県は、地域と企業をつなぐ森づくりを目指し、行政(地域)と企業が一体となり頑張ってきたので、私たち参加者も行政の方々も、招待されていた絆の森協定企業の代表者の皆様にとっても、皇太子さまからのお言葉に励まされ、自分達の活動に誇りを感じた方もたくさんいたのではないかと思います。

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式典終盤の「誓いの言葉」を、森林ボランティア代表として企業の森づくりから山形ゼロックスが担当させていただきました。林業後継者の菊地さん(大江町)と息を合わせて読み上げます。とても緊張しましたが、なんとか務めることができました。



金山町で5年間、絆の森で活動してきた山形ゼロックス社員にとって、ここ遊学の森で開催された育樹祭は特別な想いがあったようです。今まで自分が通ってきたこの地を自分の親や、家族に見せたいと一緒に連れて参加してくれた社員もいました。また、長年一緒に活動している参加企業からも個人的に応募して式典に参加されたお客様がいました。絆の森にかかわってきた社員やお客様の関心の高さを、県の関係者が驚いていました。歴史や風土、自然、そして人、「金山町」はみんなにとって、愛すべき心のふるさとになったようです。

更新日: 2014年10月27日