絆の森
かねやま絆の森 5年次テーマ:「森と海をつなぐ」 おさかなプロジェクト
「森づくりと、おさかなプロジェクト」
背景:
山形県では、荒廃した森林整備が急務とされる中で、県民参加による森づくりを推進しており、県と企業と地域が協力する「やまがた絆の森プロジェクト事業」では現在、当社をはじめ27の組織が県内の森で活動しております。
今年の10月には「第38回全国育樹祭」が山形県で開催されますが、メイン会場の金山町は私達かねやま絆の森の活動地でもあります。
また、2年後の平成28年には山形県で「第36回全国豊かな海づくり大会」の開催が決定し、こちらの方も県では準備委員会が立ち上がり「森から海へ」をテーマに森づくりと連携したプレ事業の検討なども始まっているようです。
昨年末に、山形県は「やまがた里山サミット」を設立しました。県知事による「森林(モリ)ノミクス宣言」にもあったように、山形県の里地・里山の資源を活かした産業振興・地域活性化こそが山形県の強みであり山形の豊かな未来への重要戦略となっております。
こうしたことから、今後ますます県民に対し森・川・海・水の大切さを一貫して考え、そこから恵みをいただく農林水産物への理解を深め、その価値を見直す機会が期待されていくと思われます。森と海は「川」によりつながっていきます。
今後は森だけ、海だけを見る活動から、視野を広げた活動へと変わっていくことが大切です。これは、一般県民だけでなく企業の社会的責任(CSR)のアクションの一環として企業側にも地域とのつながりを持つ好機となると考えます。
今年で活動5年目を迎えますが、森林所有者である三英クラフト様との意向の中に「いつかはこの活動を、川を通して海までつなげたい」という夢がありました。活動を摸索する中、山形県の魚である「サクラマス」の存在と、その普及状況についての現状に目が留まりました。
私達がテーマとしている地域のタカラモノ探しの中で、県のタカラモノである「サクラマス」に関わる事はステキなことではないかという話になったのがきっかけで、この「おさかなプロジェクト」が始まりました。
活動報告はこちらから→ レポート「かねやま絆の森 第14回活動報告」
更新日: 2014年07月04日