絆の森
かねやま絆の森 第13回活動「皆伐体験」 その1 自然観察
まだ雪深い冬の森を、かんじきを履いて伐採現場まで歩きます。足元を見ると生きている木の周りだけ丸く穴があいていますが、これは春になる と日中の太陽熱が木を暖め、その熱が幹の周りの雪を解かすからだと教えてもらいました。
2014年4月5日(土)、かねやま絆の森 第13回の現地活動を行いました。
前回に引き続き、荘内銀行様と合同開催です。
植樹から始まった私達の森づくりは「森の一生」を体験する5年間のクライマックスを迎えました。
会場近くの車道でバスを降り、ここから「かんじき」や「スノーシュー」を履いて伐採現場まで歩きます。
三英クラフトの秀也さんに履き方を教わり、見様見真似で履いてみる参加者。
森の入り口には、三英クラフトさんが参加者が登りやすいよう、雪の階段を作ってくれていました。おかげで楽に上っていくことができました。しかし、もう4月なんですが、すごい雪の量ですね。
この度は「かんじきウォーキングで自然観察したい」という希望を、山形県森林研究研修センターの協力により叶えていただきました。本日担当して下さるセンターの大築部長に元気よくご挨拶いただき、緊張気味だった参加者も笑顔になり場が和みました。ここで、どんぞうさん(大築部長)から、散策の目的と3つの宿題を出されます。
一つ目は、歩きながらいろいろな樹木の枝先をよく見て、冬芽の様子を観察する。
二つ目は、雪の上にある動物の痕跡(足跡や動物のフンなど)を見つけて観察する。
三つ目は、緑色の葉っぱを見つけたら一つだけ持ってくる。
最後に、もっともっと素敵なものを見つけたらあとで皆に教える。
森の入り口。
この奥には、どんな世界が待っているのでしょうかー。
参加者の心はワクワク期待でいっぱい。
「ポイント毎に木の芽のレクチャーや枝の香りを嗅いだり、木の成長の仕方を聞いたりしました。木の芽はまだ固く寒さに耐えている感じがしました。」
「かんじき体験は初めてで、良い経験になりました。途中で見つけた小川がきれいだった」
「木の下だけ雪が解けぽっかり穴が開いてました。木が生きているからだそうです」
森の中に入ると、木の下は風や雪から守られて暖かく穏やかに感じます。
「子供が木の芽を探したり触ったりしていました。親切に周りの方も子供達に話しかけたり、森の説明を積極的にして頂いてるようでした。ありがたいですね。」
この奥には、どんな世界が待っているのでしょうかー。
参加者の心はワクワク期待でいっぱい。
「ポイント毎に木の芽のレクチャーや枝の香りを嗅いだり、木の成長の仕方を聞いたりしました。木の芽はまだ固く寒さに耐えている感じがしました。」
「かんじき体験は初めてで、良い経験になりました。途中で見つけた小川がきれいだった」
「木の下だけ雪が解けぽっかり穴が開いてました。木が生きているからだそうです」
森の中に入ると、木の下は風や雪から守られて暖かく穏やかに感じます。
「子供が木の芽を探したり触ったりしていました。親切に周りの方も子供達に話しかけたり、森の説明を積極的にして頂いてるようでした。ありがたいですね。」
自然観察のゴール地点、伐採現場に到着しました。「何か見つけた人!手を挙げて教えてください」の声に、大きく右手を上げるその手にはたしかに三つ目の課題だった「緑色の葉っぱ」が。子どもたちの積極的な参加に、自然観察も盛り上がりました。
最後に、どんぞうさんから「たいへんよくできました。勇気ある子供たちに拍手!」と頑張りをほめていただき、たくさんの大人たちに拍手で讃えられました。
これから活動のメイン、杉の伐採に入ります。周辺は既に皆伐されておりましたが、荘銀さんと山ゼロの参加者に木を伐採し出荷する工程を体験させてあげたいと、この日のために三英クラフトさんが3本だけ残しておいてくれました。この活動では、3本のうちの真ん中の木を切ってくれます。
根元に三英クラフトさんが、スタンバイしています。緊張感が漂ってきました
根元に三英クラフトさんが、スタンバイしています。緊張感が漂ってきました
更新日: 2014年04月11日