絆の森
かねやま絆の森 第2回「地ごしらえ」(その1)
9月11日、第2回「地ごしらえ」を行いました。 2週間後の植林に備えて、木を伐採した後に残された木くずや
枝を取り除き、低木や草などを刈り取り整備します。雨も心配される中、なんとかまずは曇り空でのスタート。
準備体操を念入りにしたあと、作業の注意事項と道具の説明がありました。大きな下刈鎌(かま)にビックリ。
森部長より、鎌の使い方をレクチャー。大きく左右に振りまさわないこと、あとで植林しやすいよう、なるべく下の方を刈ること、角度をつけて手前に引くだけで、力は要らなくてもスパッと切れることを教わりました。
木を切った後なので、落とした枝や、切り株などが残っています。それらを除けながらの作業。最初、刈りたい雑草だけを狙うのは難しかったです。
いよいよ一斉に作業開始。刈るのは、10cmくらいの雑草から2m以上ある小さな木まで。鎌で切れない太い枝は、ノコギリ隊が切っていきます。道具の使い方に苦戦しながら、時よりあちこちで談笑する声も。こういうコミュニケーションは、連帯感をつくり作業の手を進ませます。
今回は、やまがた公益森づくり支援センターより、2名の方がお手伝いに来て下さいました。県内各地の「絆の森づくり」支援や、緑のイベント支援をされています。当社フェアでも2日間、スタッフ総出で会場に常駐して対応のお手伝いをいいただきました。名前どおりのご支援、いつも本当に心強いです。
絆の森は小さくてかわいい山ですが、6合目を過ぎると傾斜も厳しくなってきます。
この写真で分かりますが、途中からけっこう急な斜面になります。登るのも一苦労、フーッ、フーッ、と息遣いも荒くなります。
横一列になって山頂を目指しながら作業していきます。刈り終わった下の方から、写真を撮るために
「おーい!みんなー!こっちー!写真撮りまーーす」と大声で呼びかけると、皆が手を振ってくれました。
そろそろ休憩にしましょう。
(参加者アンケートより)
----------「地ごしらえ」作業してみていかがでしたか?-----
・鎌がとても切れ味が良く意外と楽しかった。
・今回は、仕事した~って感じでした。
・鎌を使っての草刈は初体験で、最初は木に刺さって外れなくなってしまったり・・と大変でした。作業を終えて振り向いて見ると、疲れを一気に飛ばしてくれるような素敵な風景が見られました。
・小学生の頃、父親の雪囲いのテコとなった事を思い出しながら、精一杯(むたっと)作業をやりました。
・最初は天気が良くて汗だくに、後半は雨降りで濡れながらも、みんなが一生懸命作業してる姿を見て頑張ることができました。
-----参加者同士のコミュニケーションで、なにか印象に残ったことはありますか?-----
・三英クラフトさんに、擦るとお花のようないい香りのする植物を教えて頂き、作業の疲れが少し癒されました。
・朝、金山町役場に着いた時の出来事ですが、金山住宅や大堰の町並み散策をしていたら小1年生らしき女の子から「おはようございます」と声を掛けられ、更にこの町を好きになりました。(勿論、おはよう!と返しました)
・作業していて危ないところがあったりしたら、注意し合って協力しながら作業できました。
・どうしても切れないときには三英クラフトさんや力持ちの先輩達が助けてくれました。みんな優しい!
・次回の森づくりでどんなことをするのか皆で話になり、きのこ狩りもできそうの話に期待が膨らみました。
・三英さんの社員と、当社社員の会話も増えてきて、共同作業を通じての仲間意識の芽生えを感じます。
更新日: 2010年09月13日