はじめに
東日本大震災に際し、一日も早い被災地の復旧と、森林再生を含む復興を心よりお祈り申し上げます。

今年は3月に震災を受けた時点で、前年から継続して森づくりを行うのか、他にすべきことがあるのではないか、どう運用すればいいのか大変迷いました。
同じ悩みを持つ、やまがた絆の森協定企業の担当者と連絡を取り合ったり、森の所有者や、県の担当者に相談をして話し合った結果、「今、地域の森を整備することは、治山による健全な森の防災機能を回復させる、防災の備えになる」とし、間接的な復興活動として、今こそ力を合わせて地域の森づくりを行うことにしました。まずは自分たちにできることから、地域の森を元気にしよう。模索しながらも今年の森づくりがスタートしました。

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5月28日(土) しいたけとなめこの植菌500本!来年からの収穫が楽しみです。

やまがた絆の森プロジェクト「かねやま絆の森」活動は、協定から2年目に突入しました。
今年もいよいよ森づくりが始まります。昨年は木を植えるまでの準備(地ごしらえ)をし、念願の植樹を
1,400本行いました。今年は「森の保育」活動に入ります。まずは、地元の大美輪の大杉へ挨拶に行きます。
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今年から担当して下さる、金山町役場産業課の方のガイドで森の中へ。
杉の根を傷つけないよう、ウッドチップを敷いている部分だけを歩きます。

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「言葉で説明するより、まずは森の中を自由に歩いてみて下さい」と促され、思い思いに散策する参加者。

8-R0015135.jpgここにある木々の高さは、写真に納まりきれません。大美輪の大杉の特徴は、密に植林されているため、光を求めて上へ上へ伸びていき樹高が60m近くにもなっているそうです。初めて見学した参加者は、「樹齢300年、世代にしたら、何世代前・誰が・どのような気持ちで植えたのでしょうか。世代世代で引き継がれてきた事に感動します。」と、感動しきりの様子。私達と協定している所有者、三英クラフトさんが、こちらの森もFSC認証林として管理しています。今回はFSC認証について(トレーサビリティーなど)役場さんの説明で、より詳しく理解できたようです。

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「樹齢三百年の大杉 空から降ってくる雨が
 杉の葉先から滴り落ちて
 いるように見えて素敵」

 

 

 

 

 photo&essay: 山ゼロ参加者によるコラボ

 大美輪の美林に、パワーをいただき、作業の安全を見守ってもらって、また1年がスタートします。
キノコ植菌その2へ続きます