富士フイルムBI山形株式会社は、2002年に環境ISO(ISO14001)認証を取得して以来、法令・コンプライアンスの順守、リスクと機会の考え方の習得、本来業務とISOの融合、利害関係者とのコミュニケーションの経験を経て、CSR活動の基礎を構築してまいりました。
2009年には、山形県内のCSRリーディングカンパニー宣言を行い、事業継続のために必要な地域とのかかわりや社会の課題にも視野を向け活動の幅を広げてまいりました。途中、大震災の経験や時代の流れにより様々な課題に直面するなど事業環境の変化もありましたが都度、柔軟に適用させて事業を継続して来られましたのはISOで学んだマネジメントシステムが自社の経営マネジメントシステムとして統合され定着し、活かされてきた賜物であります。

おかげさまで、CSR宣言から10年の節目を迎え、宣言時からの目的は一定の区切りをつける段階に入りました。また、ISO14001の2015年版移行も無事に終わった段階で、今後は当社マネジメントシステムの環境対応を継続して行うことで、この度の自主宣言方式への切り替えに至りました。
今後、CSR第2期は、環境問題にとどまらずお客様の課題は社会の様々な課題ととらえ、課題解決することを念頭に置き事業活動を推進してまいります。お客様やステークホルダの関係先と幅広いパートナーシップで共に行動し、次の世代に良い形で社会をつなぐことが当社CSRの方向付けになります。